施工事例

都市型2階建てにおける一つの答え

  • 戸建住宅
  • 新築
  • 施設

    大阪府 B様

  • 施工完了時期

    竣工年月 2023年9月

工法

木造2階建て

C値(気密性)

0.26

UA値(外皮熱還流率)

0.4

延床面積

89.84㎡(27.17坪)

家族構成

夫婦+子供

POINT

限られたスペースの中で、吹抜けや通り土間と鉄骨階段からの採光を積極的に取り入れ、視覚的に広く感じさせる工夫が取り入れられています。

おうちで過ごす時間が大好きなご家族が快適に暮らせるように、リラックスしてくつろげるリビング・3つの子供部屋とスタディスペース・駐車場2台の確保と、敷地と建築条件を最大限活用した住宅です。

都市特有の隣家との距離、建築家川添甚氏が考えたのは、プライバシーを確保しながら外にも開いた住宅計画。

ファサードからは窓を極力排除し、特徴的な外観を造りながらも、必要な箇所には建物の形状をうまく活用しながら窓を配置します。
プライバシーと解放感、相反する二つの要素を実現させるために、敷地と隣家を含めて理解する建築家の手腕が光ります。

ファサードに見えた2階の窓は、吹き抜け部分に面しています。光量十分な日差しが2階だけではなく、1階の玄関部分にも降り注ぐ計算です。

奥に見えるハンガーパイプはファミリークローゼット。各部屋に収納を設けるのではなく、まとめて確保することにより効率的な収納計画となりました。オフィスワークや子供の勉強に最適なカウンタースペースも無駄なく配置されています。